ミナト・メディアは金属銘板や看板を製造する企業として生まれ、「今の時代に求められる銘板屋とは何か?」と自らに問い続け、時代の変遷とともに求められる設備・技術を拡充して参りました。
今では視野を広げ、製造業としての枠組みに留まらず、あらゆる業種・業態に対しても、これまでの自分たちの経験をお伝えすることで、ビジネスの幅を広げ、社会に還元・貢献できるよう努めて参ります。
昭和29年に金属銘板の製造を生業に事業をスタート。以降、技術やスキルを拡充して順次、業務拡大。昨今の多品種少量生産にも対応できるよう、オンデマンドの技術を旧来のエッチング・アルマイトの加工法と融合させてご提案しています。
また、販路拡大・PR用のツールとしていち早く特設のWebサイトを開設するなど、時代の変化にも柔軟に対応しています。
従来の「写植」での制作業務から、 Macintosh を導入して「DTP」へのチャレンジが始まったのが1996年。
当時、Adobe illustrator での制作は工業銘板の版下制作には十分すぎるほどのスペックで実に革新的。版下の内製化により、大幅な納期短縮を実現。さらに、銘板の版下作成以外にもDTPを活用し始めたのがこの頃でした。
今や銘板データの他、会社案内やカタログ、リーフレットなどの印刷物、やがてコーポレートアイデンティティ(CI/VI)や各種のデジタルドキュメントの制作には欠かせない存在となっています。
バブル経済の崩壊後、かなり遅れて1997年頃にやってきた不景気の波。海外からの資材調達など、クライアントからのコストダウン要請が多くなり、国内の製造業は将来に対する不安ばかりの頃。弊社も例外ではありませんでした。
そんな時に、弊社での興味・関心の的は「インターネット」。販売促進を目的にホームページに活路を見出し、独学・自力で構築したのです。 その後、当時のSEO対策などを盛り込むなど、弊社が新たなるステージへと進んでゆく転機となりました。
「その技術や経験を私たちにも提供してほしい」というある方の一言が、弊社でWEB制作関連を事業化したキッカケです。見た目のグラフィックの美しいWebサイトに注目が集まる中、当初からgoogle推奨の構築方法に準拠し、SEO対策などでも結果を出してきたからでしょうか。まだまだ、コンテンツを管理・内製化できる仕組み(CMS)が一般的ではなかった2009年、弊社のCMSを展示会に出展した時のこと、ブース内は多くのお客様で溢れかえっていたことが昨日のことの様に思い出されます。
高度に進化したデバイスやアプリケーションのおかげで、多くのことが実行できるようになりました。しかし、どれも単一の目的に対しては実行できるものの、企業が抱える課題に対しては、単純に解決しにくくなっている印象を受けています。それはいくつもの要素が複雑に絡み合ったいるから。
仮に業種は違えど、中小企業が抱える課題は共通の課題があります。私たちは、自社の業務を通じて得た経験をもとに、中小企業が抱える課題を整理し、お客様と向き合うのではなく、解決に向けて同じ方向を向いてお仕事をしたいと思っています。